
介護をしていると、夜中に起こされることも多いですよね。
今回の記事では、夜中に起こされても怒れなかった体験談と心の整え方を紹介します。
介護で夜中に起こされても、怒れない理由
介護で夜中に起こされた時の気持ち

「また呼んでる……」
時計を見ると、午前2時すぎだったりします。
布団から出て、廊下を歩きながら、私はぼんやりと思っていました。

怒れない。。。
そう。なぜか、怒れないのです。
夜間介護のはじまり

母の夜間介護が始まったのは、在宅介護を始めてから数ヶ月が経ったころでした。

最初のうちは、夜はよく眠ってくれていました。
でもある時期から、夜中に何度も起きるようになったのです。
「トイレに行きたい」
「喉が渇いた」
「どこにいるの?」
ひどい夜は、1時間おきに声がしたこともあります。
私はその度に起きて、母の部屋に向かいました。
翌朝は頭が重く、仕事をする気力も湧きませんでした。
こんなに眠れなかったのは、大学受験のころぶりだろうか、と思いながら、コーヒーを飲んでいました。
介護の外部サービスを頼ってもいい
夜間介護で夜更かしが続くと、心より先に体が悲鳴をあげてしまうことがありますよね。
「介護保険の枠内では夜中の対応が難しい」
「でも、誰かにそばにいてほしい」
そんな時に頼れるのが、オーダーメイドの訪問介護サービス 「イチロウ」 です。
夜間の見守りや細かな要望にも柔軟に応えてくれます。

無料なので、資料請求をすることからでもご検討ください。
ひとりで頑張りすぎないでください。
プロの手に数時間ゆだねて、あなた自身が「しっかり眠れる夜」を作ることは、共倒れを防ぐための大切な一歩です。
怒鳴りたくなる夜もあった


正直に書きます。
怒鳴りたくなった夜も、ありました。
「また?」と思うことも、正直ありました。
「いい加減にして」という言葉が、喉まで出かかったこともありました。
でもそのたびに、部屋に入ると・・・母は、少し申し訳なさそうな顔で私を見ていました。
「ごめんね、また起こして」
その一言で、怒りはどこかへ消えていきました。

怒れるわけがない、と思いました。
夜中に気づいたこと

ある夜、母の介助を終えて、布団をかけ直してあげたとき、母が小さな声で言ったのです。
「あったかい」
それだけの言葉でした。
私は「うん、おやすみ」と言って部屋を出ました。
廊下に出たとたん、なぜかじんわりと目が熱くなったのを覚えています。
怒るとか、疲れたとか、そういう気持ちより先に、よかった、という気持ちがありました。
この人は今夜も、ここにいる。
声を出せる。私を呼べる。
その当たり前のことが、夜中の暗い廊下で、突然ありがたく思えた。
昼間の介護では気づけないことがある


介護の昼間は、やることが多いです。
食事の準備、薬の管理、通院のスケジュール、ケアマネさんへの連絡・・・
忙しくしていると、目の前の「作業」に追われて、母のことをちゃんと見られていないときがあります。
でも夜中は違うのです。
静かで、ふたりきりで、余計なものが何もない。
夜中だけが、母の顔をじっくり見られる時間だったりします。
昼間より顔色がいいな、とか。
さっきより呼吸が落ち着いてる、とか。
小さなことに、気づけるのです。
怒れない本当の理由

夜中に起こされて怒れない理由を、うまく説明するのは正直難しいです。
ただ、最近思うのは、「呼んでくれる」ということは、まだ私を頼ってくれているということだ、ということです。
声が出なくなったら、呼べなくなったら、それはそれで怖い。
名前を呼ばれるうちは、まだ大丈夫なのかな、と。
そう思うと、夜中に目が覚めても、「ああ、また呼んでくれた」という気持ちになります。

怒る前に、そっちの気持ちが来るのです。
介護で眠れない夜の、正直な気持ち


もちろん、きれいごとばかりではないです。
翌朝しんどいのは本当だし、連続して眠れない日が続くと、心も体も限界に近くなります。
そのしんどさは、ちゃんと誰かに話してほしいと思っています。
ケアマネさんでも、家族でも、このブログのコメント欄でも。
夜間の介護が続くなら、ショートステイや夜間の訪問介護を使うことも、立派な選択肢だと思います。

頑張りすぎなくていいのです。
怒れないのは、優しいからじゃなくて、ただ愛しているからだと、私は思っています。
それだけで、十分だと思います。

今夜も、どこかで誰かが夜中の廊下を歩いていると思います。
そのひとに、「お疲れさまです」と伝えたい。



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